バーツはタイ王国の通貨。
ISO4217通貨コードは、THB。
補助単位はサタンで、1バーツは100サタン。
バーツ通貨はタイ王国で流通するほか、ラオス、カンボジア等でも非公式ながら、広く流通している。
硬貨
硬貨は25サタン、50サタン、1バーツ、2バーツ、5バーツ、10バーツがある。
かつてはアルミニウムで鋳造された1サタン、5サタン、10サタン硬貨もあったが、現在では銀行取引に使用されるのみで一般には流通していない。
2010年1月、タイ王国財務省は20バーツ硬貨の発行を検討していると発表された。
硬貨の表面は、すべて現在のタイ国王ラーマ9世プミポン・アドゥンヤデートの肖像が描かれている。また、2008年以降に鋳造された硬貨は、現在の姿に近い肖像に変更されている。
25サタン硬貨
銅でメッキされた鋼製。直径16mm、重量1.9g。
裏面はナコンシータマラートにある王室大寺院ワット・プラ・マハタート。
回廊に鎮座する100体もの仏像、とりわけ木の根に取り込まれた仏像頭部が有名です。
50サタン硬貨
銅でメッキされた鋼製。直径:18 mm、重量2.4g。
裏はチェンマイの標高1080mのステープ山頂に建つ寺院ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ。緻密な装飾を施された高さ22mの金色に輝く巨大な仏塔と眺望が見所の寺院。
1バーツ硬貨
白銅製。直径:20 mm、重量3 g。
裏はバンコクのワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)。
エメラルド仏を安置するタイで最高の地位と格式を誇る仏教寺院であり、王室の守護寺です。
2バーツ硬貨
アルミ青銅製。直径:21.75 mm、重量4 g。
裏はバンコクのワット・サケート(黄金の山寺院)
1860年代から80年以上の歳月をかけて完成させた、アユタヤのワット・プーカオトーンを模した寺院。
2007年まで発行の2バーツ硬貨は銀色で1バーツと見た目も似ていたが、2008年から発行のものは色がつき区別しやすくなった。
5バーツ硬貨
キュプロニッケル銅製。直径:24 mm、重量6g。
裏はバンコクのワット・ベンチャマ・ボピット(大理石寺院)
イタリアから取り寄せた大理石を使い、タイと欧風の伝統を取り入れたユニークな建築様式の王立寺院。
10バーツ硬貨
外側はキュプロニッケル、内側はアルミニウム青銅製。直径:26 mm、重量8.5 g。
裏はバンコクのワット・アルンラーチャワラーラーム。
暁の寺とも呼ばれ、チャオプラヤ川にたたずむ姿はタイを代表する風景となっている。陶器の破片に覆われた高さ79mの大仏塔が見所。
紙幣
紙幣は20、50、100、500、1,000バーツの5種類が発行されている。
全紙幣の表面には現在のタイ国王ラーマ9世プミポン・アドゥンヤデートの軍服を着た肖像が印刷されている。
裏面にはタイ語とアラビア数字の両方で金額が表示されており、描かれているのは歴代の王の姿になっている。
20バーツ:
サイズ:138 × 72mm メインカラー:緑
裏:ラーマ8世(アーナンタマヒドゥン王)の肖像と、ラーマ8世橋、市場の視察をしている様子が描かれている。
50バーツ:
サイズ:144 × 72 mm メインカラー:青
裏:ラーマ4世(モンクット王)の肖像と科学省の様子。プラ・シー・ラタナ・チェディ(ワット・プラ・ケオにある世界一高いストゥーパ)が描かれている。
100バーツ:
サイズ:150 × 72 mm メインカラー:赤
裏:ラーマ5世と彼が廃止した奴隷売買についての様子が描かれている。
500バーツ: サイズ:156 × 72 mm メインカラー:紫
裏:ラーマ3世(ナンクラオ王)の像と、ロハ・プラサート(ワット・ラチャナダーにある建物)が描かれている
1000バーツ: サイズ:162 × 72 mm メインカラー:茶
裏:現在のタイ国王ラーマ9世プミポン・アドゥンヤデートがパーサックチョンラシットダムや新しい農業の視察を行っているところが描かれている。
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